今回はGausium Phantas(ガウシウム ファンタス)を紹介します。
Gausium Phantas(ガウシウム ファンタス)は業務用清掃ロボットで海外製(中国製)業務用清掃ロボットの中では一番有名と言ってもいいかもしれません。
Gausium Phantas(ガウシウム ファンタス)の代理店も複数存在して、日本での展開も積極的に行っています。
Gaussian Robotics(ガウシアン・ロボティクス社)とは
Gaussian Robotics(ガウシアン・ロボティクス社といいます)は香港の企業で2013年に設立。自律走行技術の研究開発と応用に早くから取り組んできたハイテク企業です。
AIを搭載した自律型清掃・サービスロボットのリーディングカンパニーで、40ヵ国・地域以上で2,000以上の導入実績があります。
業務用床清掃ロボット・屋内配送ロボット・およびドッキングステーション・クラウドプラットフォーム・アプリケーションソフトウェアなどの製品とサービスを提供しています。
[公式サイト]Gaussian Robotics
[公式サイト]Gausiumシリーズ
Gausium Phantas(ガウシウム ファンタス)の主な特徴
コンパクトな機体に「吸引・掃き掃除・スクラビング・モップ」がけの4つの清掃モードを搭載・硬質床材から軟質床材まで対応しているのと洗練されたデザインが特徴です。
様々な床面において最適の清掃ができ、さらに、最新のAI技術により清掃ルートを自動生成してくれます。
また「LiDARセンサー」「3Dカメラ」「RGBカメラ」「衝突検知センサー」等の全方位を監視するセンサー類により、歩行者をはじめとする障害物を安全に回避します。
また清掃しきれない大きさのゴミを発見した場合は、アプリを通じてメッセージを送信します。
世界最大規模のハウスクリーニング見本市である「ISSA Show North America」の「イノベーション・オブ・ザ・イヤー・アワード2022」を受賞・
世界で最も権威のあるデザイン賞として知られる「iFデザインアワード2023」を受賞をしています。
Gausium Phantas(ガウシウム ファンタス)の製品紹介動画
Gausium Phantasの主な製品仕様・価格
・本体重量 46kg
・サイズ 横440×奥540×高さ617mm
・1時間あたりの作業可能面積 400~700m2
・ナビゲーション技術 Integrated Lidar-sensor SLAM(Developed by Gausium)
・最大作業速度 0.8m/秒
・稼働時間 約4.5時間(スクラバー)約4.5時間(バキューム)
・充電時間 約2時間
・浄水タンク容量 12.5L
・スクラブ(水拭)最大稼働時間 約5時間
・バキューム(吸込)最大稼働時間 約5時間
・ダストボックス 0.7L
・自動マッピング機能 〇有り(スマートマッピング、自動ルート計画)
・騒音65dB以下
・価格 3,300,000円(税込)
Gausium Phantasのレビュー
Gausium Phantas(ガウシウム ファンタス)は一言で言うと、完成度が高い業務用清掃ロボットです。迷ったらGausium Phantas(ガウシウム ファンタス)を導入しておけば間違いないというところでしょうか。
多くの代理店での取り扱っているのもあってビルメンフェアでは色々なところで展示されていました。デザインも他の中華製業務用清掃ロボットのかわいい感じのデザインではなく、洗練されたデザインなので、稼働場所を問わないのもポイントです。
手動マッピングではなく、自動マッピング対応で、マッピング精度も高いので効率のよい清掃が可能なのと、結果的にバッテリー消費も少ないので稼働時間・清掃面積も大きくなるのでコストパフォーマンスに優れていると言うことにつながります。
機能面としては障害物検知も精度が高いので人通りの多いショッピングモールとかでも十分対応できるとおもいます。
液晶画面での操作もいかにも洗練されており、Androidをカスタマイズしました的なデザインとは一線を画すデザインになっています。
Gausium Phantas(ガウシウム ファンタス)は意外とパワフルで軽い傾斜のある床面も登ることができます。
ライバルはWhiz・Whiz iだと思います。サポート・製品品質・セキュリティ面で中華製の業務用清掃ロボットが不安という方はWhizシリーズを選ぶといいでしょう。