【必見】業務用ロボット掃除機の導入前に知っておきたい基礎知識

ビルメンロボットの中でも業務用ロボット掃除機のご相談が多く、導入時の確認すべきところはどこですかというご相談が多いので、今回まとめました。

目次

業務用ロボット掃除機はルンバの業務用をイメージするといい

まずは業務用清掃ロボットと言うとどんなものと一言で言うと、基本的には家庭用清掃ロボット(ルンバ)の業務用と考えるといいかもしれません。

ソフトウエアの機能(マップ機能等)や付属アクセサリー・カートリッジの交換等はルンバに似ているところが多々あります。

ただ業務用なので、ブラシ一本でもルンバに比べて丈夫で数倍重いです。

小さいオフィスならルンバで十分ではないかと考える人もいますが、耐久性や掃除面積等を考えるとやはり市販のルンバでは無理があります。

中華製の業務用ロボット掃除機のソフトウエアはAndroidベース

中華製の業務用ロボット掃除機の液晶画面を見てみるとどこかで見慣れたユーザーインターフェースだと思います。

それはAndroidがベースになっているからです。Androidをビルメンロボット用にカスタマイズをして利用している場合が多いです。

そのために使いやすいのと、基本的にスマホを操作できれば使いこなすことが可能です。

たぶん商品説明の際もそうした説明が多いと思います。もちろんSIM・WIFI対応で遠隔操作やリモートアップデートも可能です。

基本的にはソフトウェアの差はほとんど無いと思っていいと思います。

ユーザーインターフェースの違いや多少の機能の違いになるので、その機能の違いを比較してビルメンロボット導入を検討するといいでしょう。

業務用ロボット掃除機の導入は70%-80%がリース・購入は少ない

ビルメンロボットを導入する企業の多くは7割以上がリース契約がほとんどです。購入・買いきりは少ないです。

その理由としては一番は高価であるのと、税制面やまだまだ新機能を搭載したモデル等が出てくる可能性があるので、現状ではリースを選択することの方が

賢明だと思います。初期のパソコン業界と似ている感じがします。

業務用ロボット掃除機の導入先はビルメン企業がほとんど、とりあえず1台導入が多い

業務用ロボット掃除機を実際に購入リース先はビルメン企業がほとんどです。まれに積極的なビルオーナーが導入する場合があります。

とりあえずトライアルで1台導入して、実機検証等行い、運用的に問題なければ本格導入の場合が多いです。

代理店に問い合わせるデモ機を貸してくれる場合があります。またレンタルサービスを行う企業からレンタルも可能です。

中華製の業務用ロボット掃除機の導入時の注意点

業務用ロボット掃除機を購入希望の方やメーカー・代理店の営業担当にヒヤリングをしてよく聞かれるワードしては中華製の業務用ロボット掃除機は故障とセキュリティ面が心配という声が多いです。

セキュリティ問題

やはり清掃や警備ロボットはビル内を巡回することが多いので、カメラ搭載のモデルは遠隔で海外に送信されているのでは無いかという不安が多いです。

最近のモデルはSIM・WIFI対応・クラウド対応なので、データを海外のサーバーに知らないうちに送信されている危険性もあります。

カメラに関してはカメラ非搭載のモデルを選択することで回避できますが、(実際に日本モデルはそうした声も多いのでカメラ非搭載のモデルを用意しているそうです)

データに関してはほとんどのモデルはクラウドサーバーに接続されているので、これはネットワークに接続している以上、100%安心とは言えないです。

購入時にクラウドサーバーの場所等も確認しておくことをお勧めします。

中華製の業務用ロボット掃除機の故障

これはどれも中華製のビルメンロボットが故障が高いとは言えませんが、やはり故障率は高いと思います。

ただ代理店も遠隔でのサポート体制だけなく、代替機の用意等、サポート面も充実しています。

心配な場合、導入時に故障したときのサポート体制も確認をお勧めします。

業務用ロボット掃除機の価格帯

小型モデルの価格帯(マキタのロボットクリーナータイプ)は10万~100万円くらいになります。

中型モデル(主に中華製業務用ロボット掃除機・Whizシリーズ)の価格帯はだいたい200万-300万あたりが多いです。

大型モデルになってくると600万超になってくることが多いです。

助成金・補助金の有効活用

最近では国や都道府県で人手不足解消やITDX化推進のための業務用ロボット導入時の助成金・補助金を行っているところがあります。

中小企業省力化投資補助金」等、導入前に一度調べてみることをおすすめします。ただし機種が限定されているので注意が必要です。

業務用清掃用ロボットの導入時のチェックポイント「導入台数・導入先を確認」

業務用清掃用ロボットの導入時のチェックポイントとして、導入実績をPRされることが多いですが、導入台数と導入先を確認することをおすすめします。

導入台数だけにフォーカスしてしまうと、たまたま大手企業が一括導入している場合があります。複数の導入先(ビルだけなく、ホテル・病院等)であればそれだけ稼働実績が多い場合があります。

一番のベストは導入企業数も多く、かつ導入台数が多いところがいいでしょう。導入場所・導入台数が多いということはそれだけ製品の信頼性が高く

ノウハウが貯まっていると言うことなので、バグ不具合も解消されている場合が多いからです。

機能面の差がない・デザイン性・メンテナンス性

中華製業務用ロボット掃除機の場合、さきほど書いたとおり、ソフトウエア面はAndroidがベースになっていることもあり、ほとんど差がないと言えるでしょう。

最近では清掃のマッピングの設定が簡単・共有が可能が売りの機種が多いですが、ほぼ機能的には横並びといっていいでしょう。

マッピングデータも清掃後にレポートデータとしてPDFまたはCSVにてダウンロード可能なモデルだと報告書作成や清掃計画の策定・清掃エリアの清掃実施率を数値で把握できます。

ハード面の機能・性能・パーツ構成もほぼ横並びと言えるかもしれません。

となってくるとデザイン性やメンテナンス性も選択のポイントになってきます。

例えばショッピングモールなど人目につくところを清掃する機会が多い場合は外観がかわいいモデルを選ぶのもありでしょう。

騒音性もチェック

意外と見落としがちなのは騒音です。ビルメンフェア等のイベント会場でのデモの場合、会場の騒音にかき消されて、製品自体の騒音がわからない場合が多いです。

また●●dbとか書かれていても、音質により、やはり耳障り等気になる場合が多いです。就業時間中に清掃する場合は静音性の高いオフィスはやはり騒音が気になります。

メンテナンス性はアクセサリーの交換着脱等も確認

メンテナンス性はアクセサリーの交換着脱の簡単さも確認した方がいいでしょう。ブラシ・ホッパー・スキージー・水タンクなどの着脱が簡単にできるメンテナンスしやすい構造がベストです。

さらにダストバックのゴミ捨て・フィルタ清掃・ブラシに付着したゴミの除去・吸引部分のフィルタ清掃・汚水タンクの水捨て等、一通り着脱して確認した方がいいでしょう。

見落としがちなのなのはアクセサリーの重さ

市販の清掃ロボットに比べて、ブラシ一つをとっても大きく重いです。特に拭き掃除の水タンク搭載の場合、水を補充・汚水タンクの処理するだけでも重労働です。

高齢の女性の方には重労働な仕事だとおもいます。しかも導入台数が多い場合、かなりハードな労働になるでしょう。

ビルメンロボット(業務用清掃用ロボット)を購入するにはどこで購入?

ルンバ等、家庭用清掃ロボットを購入するときは家電量販店・ネット通販・直販が一般的ですが、ビルメンロボット(業務用清掃用ロボット)は家電量販店やAmazon等では基本的に販売していません。

多くは代理店からの購入が一般的になります。特に海外製の業務用ロボット掃除機は代理店経由が一般的です。

日本製の業務用ロボット掃除機の場合は代理店経由だけなく、メーカー直販の場合もあります。代理店に相談をして製品紹介やデモ等を行い、リース契約を提携するのが一般的になるかと思います。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 SG株式会社チーフSG・ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/SG株式会社 チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。

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